詩誌コールサック

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「コールサック」(石炭袋)112号 2022年12月1日

「コールサック」(石炭袋)112号 2022年9月1日

定価:1,320円(送料込)

目次

扉詩 大竹雅彦 うみの記憶

特集1 沖縄10名の合同出版記念の集い

出演者 大城貞俊/田場裕規/仲本瑩/ローゼル川田/山城発子/おおしろ房/
        平敷武蕉/玉城洋子/鈴木光影/安里英子/吉浜文洋/玉木一兵/
        おおしろ建/又吉栄喜/高柴三聞/かわかみまさと/鈴木比佐雄

司 会     与那覇恵子

特集2 『闘病・介護・看取り・再生詩歌集』を読む

八重洋一郎 連ねられた珠玉の言葉に触れて
淺山泰美 無常の囁き
後藤光治 読後雑感
榎並潤子 俳句の青き流れ
髙橋宗司 硬質のテーマと柔軟構成
福田淑子 命の循環―食べることは生きること
詩 Ⅰ

方良里 眠りI/若人よⅡ/若人よⅢ
熊谷直樹 妖怪図鑑「山の神」
勝嶋啓太 妖怪図鑑「怠け神」
高柴三聞 ビクン、ビクン その2
佐々木淑子 ほんとのバクハツ
青木善保 山の学校/雀のマナコ/新雪に祈る/感染症拡大の渦中
石川樹林 星の未完/美しきもの
懸田冬陽 街灯/朝は来るようです
髙橋宗司 しずしずと/焚火をする娘

詩 Ⅱ

宮川達二 彼方への問い
淺山泰美 蓮池
小山修一 老木、その後/インプラント
東梅洋子 うねり 赤い実/うねり 悲しみ/うねり バタフライ/うねり 
        父へ/うねり 無/うねり 認知症の母/うねり 母へ
植木信子 祈りから/私たちの時間は
青柳晶子 視力
近藤八重子 人生に躓いた時/通信(情報を送る)
村上久江 朝/春 四月
原詩夏至 卒業/姫女苑/境界
井上摩耶 想いの循環/中2の夏/至福の時
日野笙子 彼の絵
羽島貝 その夜は歩こう。/たったいま
坂本麦彦 あくがれ惑う
座馬寛彦 少年と闇/街灯

詩 Ⅲ

末松努
みうらひろこ めまぐるしい日々
藤谷恵一郎 パクスnuclear weapons
鈴木正一 酷 葬
天瀬裕康 国葬考
貝塚津音魚 あぶり出し
山﨑夏代 見えないから
坂本梧朗 「戦前」を押し返せ
狭間孝 月下美人の楽しみ方/赤松少年の戦争体験
風守 復元/愛・光子
星清彦 我は許すまじ
大城静子 乳母車
酒井力 熊二の墓再訪/ユーカリの愁い
外村文象 頂点をめざして/眼で語り合う/年賀状
柏木咲哉 詩人の椅子/青っ鼻のトナカイ/大根
水崎野里子 境を越えて
鈴木比佐雄 「泣き叫ぶ権利」を問い直すアドルノ

俳句・短歌・狂歌

俳句時評 鈴木光影 「コウインシデンス」と「みたりごころ」―井口時男句集『その前夜』を読む
俳句    岡田美幸 龍淵に
   山﨑夏代 曼珠沙華
   今宿節也 山眠る
   松本高直 薄の穂
   原詩夏至 桜森
   福山重博 鳩の闇
   水崎野里子 気候変動
   鈴木光影 宇宙の穴
翻訳俳句   デイヴィッド・クリーガー 花の冠(4)
       翻訳:水崎 野里子

短歌   水崎野里子 忘れられた虫取り網
   大城静子 熱波
   原詩夏至 鰯雲
   福山重博 鉋の刃
   岡田美幸 ハチミツ石鹸
   座馬寛彦 聖像
短歌時評 座馬寛彦 「景況」に振り回されないために
狂歌   高柴三聞 狂歌八首とおまけ(令和四年七月から九月末頃まで)

作詞     牧野新 誰が決めたの負けるって
詩 Ⅳ

現代詩時評 原詩夏至 「食うべき詩」としての「たっちゃん」
詩誌評   植松晃一 いろいろな詩の試み
詩集評   岡本勝人 岡本勝人 連載 詩集評(一)「詩」と「詩論」のはざまで
小詩集   永山絹枝 『雲南省の棚田と菜の花』
    高橋郁男 『風信』二十八
      佐野玲子 『次の命』三篇
      高細玄一 『追悼しない自由』四篇
    成田廣彌 『秋の言問ひ』六篇
    堀田京子 『荒波超えて』四篇
    萩尾滋 『悲歌のポリフォニー』第六回

エッセイ
   中野利子 防空壕 寸感
   熊谷直樹 若き表現者を探し求めて(4)現代詩における詩型とポエジーについて考える
   淺山泰美 「みなづき」の頃
   高柴三聞 佐喜眞美術館『「復帰」後 私たちの日常はどこに帰ったのか展』感想 前編
   淺山泰美 合田佐和子の『バレリーナ』
       日野笙子 追憶の彼方から呼び覚ますもの(7)
   原詩夏至 「ひんやりしてから」という「戦術」
   宮川達二 ノースランドカフェの片隅で 文学&紀行エッセイ 
           第三十四回 無限寛容藤原新也の言葉
   石川啓 断片の事実で沖縄を考える

評論
   日野百草 あゝわが良妻ヤエの脳血管破れたり  
           芝子丁種の介護地獄とリアリズムの到達点―
   永山絹枝 「近藤益雄を取り巻く詩人たち(その二)」
           国分一太郎――「益雄への弔辞を読む」(1)
   星清彦 日塔聡小論(二) ~立原道造の継承者として~
   黄輝光一 賢治とオキシドール 
   中津攸子 万葉集を楽しむ 十四 防人の歌の示す古代人の教養と文字
   安里英子 遥かなるヤポネシアへの旅(2)
      琉球弧から新しい共同社会を模索する
         あさとえいこ さまよう人
     鈴木比佐雄 自由民権の旗を最後まで掲げた原利八
               赤城弘『再起―自由民権・加波山事件志士原利八』に寄せて

小説

小説時評 宮川達二 第二十回『人間の條件』五味川純平著
小説   小島まち子 ひと夏の家族 (2) 
   高柴三聞 宝助
   前田新 草莽伝 壮年期6
         原詩夏至 松田さんのことなど

書評

飯田秀實 随筆・写真集『山廬の四季 ―蛇笏・龍太・ 秀實の飯田家三代の暮らしと俳句』
堀田季何 山廬の俳句と背景
江宮隆之 蛇笏・龍太の息吹きを感じる一冊

太田土男『季語深耕 田んぼの科学―驚きの里山の生物多様性』
横澤放川 季語は自然との共存の記憶にあり

小島まち子『懸け橋』
富永加代子 桜と花水木から日米友好は始まった

上野都詩集『不断桜』
池下和彦 端正な文体をこころして玩読
長谷川節子 上野都氏~『不断桜』の魅力

前田新詩集『詩人の仕事』
高細玄一 前田新詩集『詩人の仕事』を読む

鈴木比佐雄 詩・俳句・短歌は多様性のある地域文化を言語化できるか
『多様性が育む地域文化詩歌集―異質なものとの関係を豊かに言語化する』に参加を呼び掛ける
『多様性が育む地域文化詩歌集―異質なものとの関係を豊かに言語化する』公募趣意書

編集後記 鈴木光影
     座馬寛彦
     鈴木比佐雄
     羽島貝

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